マインド

最高のリフレッシュ方法マインドフルネス

毎日、しっかり休息とれていますか?

一番効果のある休息は「睡眠」です。

私は大体、21時に寝て4時に起きているので、7時間は寝ています。

ちょっと忙しいときは6時間くらい。

寝る時間が短くなると、体がどっと疲れて、その日は一日疲れてるってことは良くありますよね。

私の場合、本当は8時間くらいゆっくり寝たいタチなんですが、寝ることって大事ですね~。

ショートスリーパーの人が羨ましいです。

さて、休息には他にも体を休めること、心を休めること、脳を休めること

寝るだけでなく色々な方法があります。

最近は「マインドフルネス」も流行っていてその一つだと言えるでしょう。

今日は「マインドフルネス」について紹介していきます。

マインドフルネスとは

人はつい過去のことや未来のことに囚われがちです。

ふと考えごとをしたり、何か作業をしているときでも常に脳は作動していて、物事を考えています。

この「考えている」状態のとき、現在ではなく、過去や将来に行っちゃってるんですね。

「心ここにあらず」というやつです。

自分の心を「今、ここ」に振り向けることが「マインドフルネス」なんです。

マインドフルネスなんて横文字の言い方してますが、もともと「瞑想」や「座禅」など昔からある方法で、

そのような東洋思想的な思考と実践がアメリカのシリコンバレーにも取り入れられ、今「マインドフルネス」として逆輸入された、という感じでしょうか。

とにかく、マインドフルネスは自分の心と向き合うことです。

ジョブズが傾倒した「禅」とは

米アップル社の創業者である、あの有名なスティーブ・ジョブズも熱心な「マインドフルネス」の実践者でした。

ジョブズには死してなお根強い信奉者がいるので、その影響は計り知れないですよね。

彼がこの世から姿を消したのは、ちょうど10年前の2021年10月5日。

もう10年ですか。。

早いものですね。

ジョブズは生前、「禅」に触れました。

禅とは、インドから中国に渡りやがて日本にも取り入れられた、主に座禅という修行が知られていますね。

仏教の伝来と強い関係性があります。

若き日のジョブズはヒッピー世代でもあり、アメリカ中を放浪したり、インドでも放浪したことがあるそうです。

そして、その後、型破りな禅僧だった鈴木俊隆氏を師と仰ぎ30年間も禅を学んでいたそうで、入れ込みようはハンパではないですね。

高い生産性と速いスピード感が求められるIT業界では特に、集中力と創造力が必要とされます。

それだけ、疲弊や徒労も大きいものだと思います。

そこに禅の考え方がマッチしたのかもしれません。

禅は瞑想と捉える人もいますが、本来の禅とは「掃き清めること」だといいます。

般若心経の色即是空(しきそくぜくう)の考え方ですね。

「色」とは物質のこと、「空」とはそのままの意味で空っぽ、何もないこと。

色・物質は、これすなわち空っぽである、と説いています。

物質も、物質の一つである人間も実体がないものだと、

実体がないのだからそれに執着せず心を「掃き清めましょう」というのが禅が求めていること。

とにかく起きている間も寝ている間も不眠不休で脳みそは思考を生み出し、心は感情を生み出している。

自分の心を見つめてみて、可能であるなら心を空っぽにしてみましょう、と。

禅にせよマインドフルネスにせよ、そういうことを求めているのかなと思います。

心を掃き清め、リフレッシュできるマインドフルネスのやり方

それでは、どうやったら心の疲れがとれ、心身共にリフレッシュするマインドフルネスができるでしょうか。

実践するための簡単なコツがあります。

ちなみにマインドとか瞑想とか宗教的な感じがするかもしれませんが、宗教とは関係ありません。

心を無にする、心を空っぽにする、とは言いますが、なかなかそんなことはできません。

悟りを開いたブッダだとか弘法大使空海さんとかそこまでのレベルはそうそう出来ないですので(笑)

呼吸に集中

血液の流れとか胃腸の動きとか自分の意思で動かしたりコントロールすることは出来ませんよね。

でも呼吸は普段無意識に行っているけど、意識してコントロールすることが出来ます。

この呼吸を使うのが一つのやり方です。

  • 楽な姿勢で座ったり、横になったりして、目は軽く閉じているか、宙をぼんやり眺める
  • 息をゆっくり吸っていき、胸やおなかが膨らむのを感じる
  • 息をゆっくり吐き、おなかがへこむのを感じる
  • 頭の中に思考や雑念が浮かんだら、ただその思いを客観的に眺める

このように呼吸することに意識を持っていき、頭に浮かんだ想念は止めようと思っても止めることは難しいので、ただ眺めるようにします。

そして呼吸に集中します。

これを5~10分続けると、神経や精神がリラックスしていきます。

食事に集中

食事するときに食べ物の感触、食べている行動などに集中するやり方もあります。

マインドフルイーティングとも言われています。

食事に意識を向けて、じっくりとゆっくりと味わって食べることです。

食べ物の味、匂い、熱さ・冷たさ、食感、感覚に集中します。

この方法も、食べることに意識を持っていくことで、集中し研ぎ澄まされ心がほぐれていきます。

歩行瞑想

歩きながら瞑想する方法もあります。

歩きながらも意識を「今」に集中するようにするんです。

歩くという、一歩一歩繰り返しの行動を通じて、心を集中していきます。

歩く際に、足の感覚、手を動かしている感覚、服がこすれる感覚、足裏に伝わる感覚、一つ一つの感覚を吟味するように感じていきます。

歩きながらも、やはり思考は雑念が浮かんでくると思いますが、極力、「歩く」という行為そのものに集中し、感覚を楽しみます。

最後に

マインドフルネスとは今ここに心を振り向けること、自分の心を見つめることです。

そのために禅や瞑想などやり方は色々ありますが、やり方が大事なんじゃなくてどれだけ自分の心と向き合えたかが大事。

極論を言えばやり方はどうでもいい。

自分の心のことなので、礼儀も作法も関係なく、自分のやりやすいやり方でやればいいと思います。

周りの環境ががやがやしていれば気づかなかったけど、静かな部屋の中だと時計の秒針がカチコチ音がして気になる、なんてこともあります。

これは自分の心の状態を表しているんですね。

自分が今何を考えているか、どんな雑念が流れていくか。

考えること自体を辞めてみたらどんな状態になるか、楽しみながら取り組みましょう。

疲れがとれないとき、心が休まらないとき、ちょっとの時間だけでも取り組んでみてはいかがでしょうか。

きっと最高なリフレッシュ体験ができるでしょう。

それではまた!