毎日、忙しく過ごしていると圧倒言う間に一週間が終わってしまいます。
平日は朝から晩まで仕事をして過ごし、休日は家のことや普段できないことをして過ごし、
そうして一週間が過ぎ、次の週も同じ繰り返しで、
気づいたら今年1年間が終わってしまった~、なんていう感覚になることはないでしょうか。
特に秋から冬くらいになると、そう感じることがよくあります。
一日の時間の使い方をぎちぎちに詰め込んでしまうと、
ゆっくりと考える時間がなくなってしまいます。
そうすると、時間があっという間に過ぎてしまい、
非常にもったいない過ごし方になっちゃいます。
忙しいときこそゆとりを持って過ごしたいですし、
時間にゆとりを持つことで張り合いが生まれ充実感が増します。
では、どうしたらゆとりを持った時間の使い方ができるでしょうか。
成功者ほど時間にゆとりがある
例えば、ビル・ゲイツ。
言わずと知れたマイクロソフトの生みの親です。
私もWindowsにはお世話になっています。
世界長者番付では過去何度も首位に輝いているほどの大成功者ですよね。
これほどの実業家でさぞ毎日忙しいだろうな~と思いますが、
実はビル・ゲイツは自分なりの習慣を持っていたんですね。
起床して2時間は仕事しない
起きてから2時間は一日の中でも最も集中して生産性が高くなります。
ビル・ゲイツは意外にもこの時間に
「仕事をしない」と決めているそうです。
DVDなどを見ながらランニングマシンでエクササイズをやるそう。
ジェフ・ベゾスも同様に、午前10時までは会議を入れないようですね。
「朝一番」を仕事にあてず、もっと大切なことに使おうというのが1つの見習うべき習慣ですね。
週3回の瞑想
ビル・ゲイツは1回10分ほどの瞑想を週に3回も行っているようです。
瞑想することで神経が研ぎ澄まされ、休息でき、集中することができます。
そして、その結果、仕事がよりはかどったり、スムーズにこなすことができるという訳です。
どんなに忙しくても10分でも5分でも時間を確保しておくと良さそうですね。
寝る前の1時間は読書
睡眠の質を高めるために必ず「寝る前」に「1時間」読書するようです。
毎日やり続けていれば、身体が感覚を覚えてきて睡眠モードに突入できるので
深い眠りにつけそうですね。
読書というのも良さそうです。
とある研究データによれば、読書のほうが、音楽鑑賞、コーヒーを飲むこと、散歩することなどよりもストレスが解消されるらしく、読書によるストレス軽減度合いが7割ほどだそうです。
それだけ読書するって効果的なんですね。
新しい知識を取り入れる勉強にもなるし、ストレス軽減もできる
しかも寝る前に読むとその後に寝やすくなる
良いことずくめですね。
睡眠は一日7時間
そして、睡眠はしっかり7時間とっているそう。
ビル・ゲイツの場合、12時には寝ているそうなので、
7時までは寝ているんですね。
結構意外な気がしませんか?
ゲイツほどのバリバリの経営者なら朝早起きして
早い時間帯から仕事をしているイメージがありますが、
意外にもゆっくりのんびりしているんですね。
いやいや、のんびりというか
このようなゆとりある時間の使い方が見習うべきなんですね~。
年2回「じっくり考える週」をつくる
欧米では夏や冬のバケーションが長い印象があります。
フランスだと夏休みが1か月間とか。
ビルゲイツも年に2回は1週間程度の「考える週」を作っているそうです。
その間は仕事をしないし、家族との連絡も断ち切るそうです。
完全に自分自身と向き合う時間として、
考えることに特化するそうです。
こんな過ごしかた、ちょっと羨ましいな~と思いました。
タイムリッチですよね。
ビル・ゲイツの習慣の例を挙げましたが、
このようにゆとりを持った時間の使い方をしています。
どんなに忙しくても意図的に自分の時間を設けることで、
全体の時間の質を上げているんですね。
ビル・ゲイツ以外にも共通する部分がありそうです。
ゆとり時間のつくり方
それでは、どうやったらゆとりを持った時間をつくることができるのでしょうか。
答えは逆算と引き算にあります。
逆算とは、欲しい状態、目指す姿、ゴールをまず定めてから、
そこから徐々に遡っていき、今現在やるべきことを考えることです。
「バックキャスティング」とも言われています。
毎日7時間の睡眠を取りたいなら、何時に寝て何時に起きる必要があるか、
そのために食事、入浴、身の回りのことをいつやるか、
仕事に費やせる時間はどれくらいか、
自由な時間をどれだけ確保できるか、
このように、やりたいこと、やりたい状態をまず定義し、
それをベースに逆算して考えていくということが一つ。
それともう一つの「引き算」とは、
時間の断捨離をするということ。
そもそも必要のないものは削りましょう、ということです。
やるべきタスクには4つがあります。
緊急か緊急でないか、重要か重要でないか
この組み合わせので4パターンに分けられます。
この中で一番大事なのは重要かつ緊急でないもの。
緊急なものはやるべき状態が分かりやすく、
否が応にもやるようになりますが、
緊急じゃないものは後回しになりがちです。
だからこそやるべきなんですが、
逆に重要でも緊急でもないものは分かりやすく削ることができます。
このように考えていき、
自分の中で短期的かつ長期的、
マクロかミクロか、
色々な視点で判断したうえで優先順位をつけましょう。
そして優先順位の低いものは思い切ってやらない判断をする
「引き算」をしましょう。
このように、「逆算」と「引き算」で、
結構、時間をつくることができるんですよね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ゆとりのない時間の使い方をしていれば、
「時間貧乏」になってしまいます。
逆にゆとりのある時間の使い方だと、
「時間リッチ」となります。
お金も大事ですが、
お金よりも時間のほうが大事です。
なくなることはあるけど、
増えることはない、貴重な時間
そのなかで、どれだけゆとりと余白をもって、
一日、一週間、一年を有意義な時間とすることができるかどうか。
「ゆとり」をもつことがカギとなります。
それではまた!