生き方

なりたい自分になろう

人生の岐路に立つとき、

どちらに進めばいいか分からなくなったり、自分らしさって何だろうとか考えたことがあると思います。

ええ。

私もあります。

私は大学を卒業するというときに、卒業後の進路に悩んでいました。

友だちは、就職活動をしたり、公務員試験の勉強をしていたり、大学院に進むと決めていたり。

でもそのときは、どうしても定職に就いて働くというのが想像出来なかったんですよね。

それで、当時、バンド活動に打ち込んでいたので、卒業後も音楽で食っていきたい!と思って。

それまで所属していたゼミの先生や先輩、同期の皆に宣言して。

親にもそう言い切って。

不安は大きかったけど、結局就活もせずリクルートスーツを着ることもありませんでしたね。

その後、卒業してからフリーターしながら音楽活動をやりました。

ミュージシャンになるという夢は果たせなかったのですが、そんなこともありました。

今は後悔していないんですよ。

というのも自分の気持ちに素直になって、やってみたからなんですよね。

結果がどうあれ、自分の心に従って飛び出してみてしまえばいいんだと思います。

もしそれで失敗したとしても、別の道が見つかったり、新たな気づきと学びが得られますから。

なりたい自分になる

なかなかなりたい自分にはなれない、っていう人も多いかと思いますが、

なれないことはありません。

それには次の5つのポイントを意識すれば良いと思います。

  • シンプル
  • 気楽に
  • 信じる
  • 心のままに
  • やってみる

それでは一つずつ見ていきましょう。

自分に自信が持てなかったり、一歩踏み出す勇気がなかったり、

そもそもなりたい自分が分からない、という人にも、

ちょっとでも参考になればうれしいです。

シンプル

みんな始める前は難しく考えすぎなんですよね。

もっと簡単に捉えて良いと思います。

簡単に、シンプルに。

小学校や中学校に入学する前とか思い出してみてください。

不安と緊張と期待でいっぱいだったかと思います。

同じクラスにどんな人がいるかな~?
仲良しの友だちができるかな~?
うまく学校になじめるかな~?
怖い先生に怒られたりしないかな~?

とかとか。

でもいざ始まってしまえば、何とかなっちゃいますよね。

取り越し苦労だったなあと。こんなことに悩んでいたんだなと。

それは大人になってからも同じで、

会社に入社するとき上司や同僚となじめるだろうか、と考えてみたりします。

これはしょうがないことで、

やったことないこと、行ったことないところなら

恐らく防衛本能が働くんだと思います。

不安や怖れから自分を守ろうと、

あれやこれや色々考えてしまう。

でも、それはまだ行動していないだけで

一度、行動して体験しちゃえばなんてことないんですよ。

つまり考えすぎだということ。

複雑に捉えすぎて、不安がどんどん増してくる。

だからこそ、

物事をシンプルに簡単に捉えることが大事なんですね。

気楽に

「やらなくちゃいけない」「求められている」

そう思って、気を張って、頑張りすぎちゃうことってありませんか?

でもそれは固定観念に縛られているんです。

他人の目を意識しすぎると自分を見失ってしまいます。

他人軸ではなく自分軸で物事を捉え、気楽に気ままに構えておくことが大切です。

リラックスした状態だからこそ、良い行動が出来ますし、

それが良い結果を引き寄せるんですね。

肩肘張ったままだと、その心身の固さが周囲や相手にも伝わってしまうし、

なんか余所行きの自分になっちゃう気がします。

気楽さが大切です。

信じる

「どうせ私なんて」「でもできないよ」

これ、NGワードです。

でも、だって、どうせ、、

こういう言葉は自分を信じられていない証。

自分の可能性を縮めてしまっているんです。

もったいないですよね。

出来ると思えば出来るんだから。

少しも自分を疑うことなく、

「絶対出来る!」と心底思っていれば、結果できます。やれます。

信じてみましょう。

自分自身を。

あなたには無限の可能性があるのですから。

心に従う

心がざわざわしたり、なんか違うな~と思ったら

一度立ち止まって、別の道を探してみるのも手です。

違和感はサインです。

そう、自分の心って一番確かな信号なんですね。

この道は渡れる、この道は渡れない、って

心が教えてくれるんです。

誰かに言われたから辞めとこう、と思うんではなく、

自分はどう思うか?自分はどう感じるか?が大切。

他人ではなく、自分の心に従いましょう。

やってみる

地球は「行動」の星だといいます。

どんなに願っても思っても、自分の心に秘めているだけじゃ何も変わりません。

結局は動いてなんぼです。

行動してみて違うなと思ったら、それだけ学べたってことだし、

失敗したら次に成功する確率が上がったってことだし。

まずはやってみようということ。

やってみたら次の扉が開けます。

小学校、中学校と同じように、入学したら次の世界が待っている、登校したら次の展開が待っている

やってみたら次の道が拓けるんです

人生はそんなことの連続です

とりあえず、やってみましょう。

最後に

なりたい自分になるって難しいことじゃありません。

これらのことを意識して実行してみるだけで簡単にできます。

失敗して挫折して奈落の底に落ちてしまう、なんてことはありません。

分からなければ片っ端から試してみたらいいんです。

そのうち、合う合わないが分かってきますから。

日本電産の永守会長はかつてアメリカに事業展開した際に、

仕事をもらうために電話帳をもとに上から順番に電話をかけて営業したそうです。

やっていればそのうち自分の製品とニーズが合致するお客さんが見つかるだろうと。

永守さんはその後大成功を納めました。

バスケット選手で有名なあのマイケルジョーダンは野球に転向したことがありました。

抜群の身体能力でしたからプロの野球選手になることは出来ましたが、1年で辞めてバスケットに戻りました。

マイケルジョーダンにとってのなりたい自分は野球選手じゃなくバスケット選手だったのです。

シンプルに気楽に、自分を信じて疑わず、心のままにやってみよう

思い切ってやってみると何かが変わるかもしれません。

それではまた!