こんにちは、あすかです。
自分で自分自身を正確に把握できている人ってまずいません。
目に見える容姿や顔かたち、見た目の話であれば、鏡を見たりスマホのカメラで見たりして把握できます。
でも、自分の内面、心、思考、そのような目に見えないこととなれば話は別。
自分がどんな人物なのか、本当の望みは何なのか、強みは何でどんなことに向いているのか、
天職は何か、、、。
そもそも、本質的に何を望んでいて、どんな志向があるか、本心って自分自身にも分かりづらいものですよね。
本来の自分像、本当の自分を把握できたら良いですよね。
「自分らしさ」を知ることができるヒントをお伝えしていきます。
自分らしさとは
自分らしさとは、自分が思っていたり、感じたりしている価値観を大切にして、自然体で言動が行えることです。
自分の特色が表れている常態だとも言えるでしょう。
- 正直でいられる
- 素直になれる
- 自分が好き
- 自分に自信が持てる
- ありのままの自分を受け容れている
- 周りに振り回されない自分の軸を持っている
こんなようなことが当てはまるという人は自分らしくいられている人でしょう。
逆にこれが出来ていないという人は、「自分らしさ」を発揮できていないかもしれません。
とは言っても、そもそも「自分らしさ」が分からない、本当の自分が分からない、という人が多いのも確かです。
私も以前はずうっと自分自身のことがよく分かっていませんでした。
では、どうしたら自分自身を再発見できるのでしょうか。
自分らしさの見つけ方
自分らしさを見つけるためにはいくつか方法があります。
Will・Can・Must
Will・Can・Mustというフレームワークがあります。
目的や目標を明確にし、それを言語化する際の整理の方法の一つです。
Willとは自分が「やりたいこと」、Canは自分が「できること」、Mustは自分が「やるべきこと」
全て主語は「私」なんですね。
自分が何に対して「やりたい」という気持ちを抱くか。
一番わかりやすいのが、自分がワクワクするかどうかです。
基本的にこれが目安だと思います。
仕事にするにしても、遊びにしても何にしても。
野球が好きでしょうがない、という人がいれば、野球よりもサッカーのほうが「やりたい」と思う人もいます。
ワクワクするポイントは人それぞれですよね。
そして、Can「できること」は、得意なこと。
何かしらないけど、努力しなくても人より得意なことってありませんか?
絵を描くことだったり、物を作ることだったり。
不器用な人でも話をするのが得意な人だっています。
これも人それぞれですよね。
最後のMust「やるべきこと」ですが、社会的なことだったり、道徳的なことだったりと、自分という個の枠を越えた大きな意義になります。
困っている人がいたら助けるべきだ、とか、
地球環境を大切に守るべきだ、とか。
これもどう思うか人それぞれで、自分なりの正義感や意識していることがあるかなと思います。
Will、Can、Mustの3つの掛け合わせを見ていくと、自分らしさが浮彫になってきます。
大切なこと、譲れないこと
大切なもの・こと、絶対にゆずれないもの・こと。
これらを挙げていくのも、自分らしさを見つける一つでしょう。
自分が大切だと思うことは、自分が生まれ育ってきた環境だったり、人との接し方の中で培われたもので、自分というアイデンティティを構成する一要素にもなります。
また、同様に、「譲れないこと」も自分の根幹に関わる大事な要素だと言えます。
愛とか友情とか、お金とか時間とか、もしくは、具体的な人だったり物だったりかもしれません。
好きなこと、嫌いなこと
自分が何に対して「好き」と思うか、逆に何を「嫌い」と思うかも自分を知る一つのキッカケになるでしょう。
好きな色、好きな食べもの、好きな芸能人、好きなスポーツ、いろいろありますね。
嫌いなものもしかりです。
これらのことを一つひとつ挙げていき、さらに、なぜ好きなのか、なぜ嫌いなのか、それはなぜか・・・と「Why」を3回繰り返すとそこに隠され眠っていた理由が分かり、自分自身を再認識するキッカケになるのではないかと思います。
一度、紙に書き出してみるのもいいですね。
自分らしくいるために
さて、自分らしさが分かったとしても、正直になれない、本心を外に出せない、という場合もあります。
特に、学生時代から社会人になるまで長年の間、本当の自分を奥底の隠して、自分を殺して生きてきた、何ていう人は自分をさらけ出すことに恐怖すら覚えるかもしれません。
自分らしさを表に出し自分らしくいられたら幸せなことだと思います。
ではどうしたら、自分らしさをさらけだし、自分らしくいられるでしょうか。
次のようなポイントがあると思います。
許容する
まずは、自分が自分を認めてあげることです。
否定せず素直に認めるのです。
ジャッジしない
否定も批判もせず、ただ受け容れるのです。
ジャッジとは評価し判断し判定を下すことです。
それって他人の目を気にしてるんですよね。
でも、自分のことなんだから他人は気にしなくていい。
他人軸を取っ払って、自分の軸で自分だけの判断でいいんです。
評価することも判定を下すことも辞めましょう。
固定観念を外す
「どうせ自分なんか」「そんなタイプじゃない」
こんなようにどこかで勝手にブロックをかけていることはないでしょうか。
固定観念を取っ払い、メンタルブロックを打ち消すことが必要です。
最後に
子どもの頃は、何も考えず自由に活き活きとしていました。
誰もが最初は意識せずとも「自分らしさ」を出せていたんです。
そして、誰一人同じ人はいなく、その「自分らしさ」が強みであり、特性であり個性であるのです。
まずは、自分の特性、特色をつかむこと、「自分らしさ」を再確認すること。
そして、その強みを知り、自分らしさを前面に出していくこと。
そんな誰もが持っている「自分らしさ」を発揮していけたら素晴らしいですよね。
全員が皆、自分らしく輝ける、そんな社会を目指したいです。