「新しいことを始めたい」
何か気になることや、面白そうなことを見つけたらやってみたくなるのは人間の性というもの。
そんな経験、一度二度ならず今まで何回かありましたよね?
でもちょっとかじってみても長続きしないってことはざらにあります。
今回はどうやったら、やりたいことを辞めずに継続できるか、その秘訣をお話します。
そもそも嫌なことは続かない
継続するって努力してするものだと思っていませんか?
そう勘違いしている人は沢山います。
私もそうでした。苦労を重ねて忍耐しながら続けていくものだと思っていました。
でも違うんです。
根本が違うんです。
結局は、好きなことは続くし、嫌いなことは続かない。
これに尽きるんですよね。
よっぽどのドMじゃない限り、嫌なことなんてそう続けられませんよ。
いや、どMの人の場合、苦痛が「喜び」になっているから続けられるんでしょうね(笑)
ということで、元も子もない話でスミマセンが、嫌いなことは続けなくてもいい、好きなことであれば続けられる、ということです。
嫌なことを転換する
そうは言っても、自分のやりたいことを成し遂げるためには、嫌なことだって続けたい、という場合もあるでしょう。
はい。確かにその通り、痩せたい、カッコよく、キレイになりたいから筋トレを継続したい、という人も多いかと思います。
この場合、筋トレがツライもの、嫌なものという前提になっています。
この前提を「転換する」ということが大事になってきます。
例えば、筋トレは体を酷使するから疲れて嫌だ、と感じているなら、疲れるのは嫌だけど、汗をかいて気分が爽快になるのは気持ちいいなあ、とか、
汗だくになって頑張ってる自分ってカッコいい、と客観的に自分を美化してみたりとか。
苦しい中にも楽しくなる要素を見つけ、そこにフォーカスすると良いです。
自分の気分をアゲアゲにする演出をするんです。
会社に行くのは嫌だけど、おいしいランチを食べるのは楽しみ、とか、受付のキレイなA子さんに会うのが楽しみ、とかも同じ感覚ですね。
動機は不純ですが、主従逆転、サブがメインに、脇役が主役に、前菜がメインディッシュに、、、(笑)
と勝手に解釈して「転換」するということです。
思考を転換するように工夫することで、苦しいこと、嫌なことが楽しいことに変えることができます。
苦:楽の比率を変える
同じような考え方で、何をやるにしても苦労もあるし楽しみもあるのだから、その中で苦しみを減らし、楽しみを増やしてしまおう、ということもやり方の一つです。
大体、ざっくりとした感覚で言えば、苦労1:楽しさ2くらいがいいかなと思います。
会社に行くのが嫌で嫌でしょうがなければ、お昼のランチの楽しみを増やす、さらに、通勤時間中の時間の使い方を充実させる。そして、仕事そのものの中に楽しみを見出す。
このように徐々に楽しみの比率を増やしていけば、相対的に苦労と感じる分が減っていきます。
ダイエット中で、1週間に1日はチートDayとして制限なく食べても良い日を設ける、というのも一緒ですね。
いかにつらい、キツイ、嫌なことの中でも楽しみを見出せるかが重要です。
とはいえ、やっていく中で、慣れてきて、出来る事がいけば何かしら楽しみが出来てくるのも確かなので、無理なことではないとは思います。
最後に
続けるのはなかなか大変で、何年も継続出来ている人はスゴイと思います。
野球選手のイチローはこんな名言を残しています。
「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」
イチローは小さいころから毎日、素振りを繰り返していました。
何年も何年も小さなことを続けるのは大変なことだと思いますし、さぞ苦労したんだろうなと思います。
確かに苦労は会ったんだと思いますが、恐らく、本人は、苦労よりも「好きだから」「楽しいから」続けられたんだと思います。
嫌なことであれば「とんでもないところ」に行くまで続けられなかったでしょう。
いかに「楽しさ」を見つけられるか、自分自身が楽しめるか
それが継続するためのコツであり、一番大事なことです。
何かを続けたいと思ったら、まずは楽しむことから始めましょう!